超泥水加圧推進工法

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超泥水加圧推進工法とは

機能と特徴

超泥水加圧(泥濃式)推進工法は、地山(切羽、テールボイド)の安定性に優れ、また低い推進力を特徴とします。

地山の安定機能

隔壁、スポーク型カッター、フードで囲まれた攪拌室には、常に高濃度泥水と掘削土砂の混合物(超泥水) が充満され、且つ管理の範囲内で加圧されています。加圧の範囲は、掘削面を保持する為の地下水圧+0.02Mpaを下限とし、また上限は排土バルブの開閉により攪拌室内圧と大気圧の圧力差を利用して排土する為の変動圧力を下限圧に加え、下限圧+(0.03~0.04)Mpaとします。
その機能と特徴は

(1) 超泥水(掘削土と高濃度泥水の混合物)は比較的広範囲の粒子で構成され、かつ配合する繊維質の目詰材が土粒子と密着することで、掘削面に強固な不透水膜を速やかに形成できる。
(2) 切羽面と攪拌室が直に接することから不透水膜の形成が間断なく行える。
(3) 下限圧~上限圧の範囲で加圧することから土粒子や目詰材が深く浸透し、切羽と管周に不透水性の厚い層が出来る。

低推進力

管周面に対して25mmの拡幅を標準として行います。拡幅したテールボイドには、攪拌室から連続的に超泥水が充填されます。こうして、管周面と地山との接触を少なくし摩擦抵抗を減少し、低推進力での推進を可能としています。

テールボイドの劣化防止と管の浮き上がり防止

説明図

拡幅したテールボイドに超泥水を加圧・充満するとともに、掘削機に装備した注入孔からボイドの頂部を中心に可塑材を注入・充填し掘削面の肌落ち、ボイドの希釈・劣化及び推進管の浮き上がりを防止しています。可塑材としては、2液性の固結型滑材を使用します。

適用範囲

推進工法用管と適用径

(1) 下水道推進工法用鉄筋コンクリート管(JSWAS A-2)Φ800~Φ2200
(2) 下水道推進工法用ガラス繊維鉄筋コンクリート管(JSWAS A-8)Φ800~Φ2200
(3) 推進工法用ダクタイル鋳鉄管(JSWAS G-2)Φ800~Φ2200
掘進機は、一般にJSWAS A-2規格などに準じて製作していますから、外殻寸法を調整し、また本管との接続に特殊アダプターを使用するなどします。
(4) 下水道推進工法用鉄筋コンクリート管(JSWAS A-6)管内無人作業を前提とした呼び径700以下の小口径推進工法用鉄筋コンクリート管規格。本工法では、呼び径700に対応しています。
(5) その他の推進工法用管その他、推進工法用管として高強度耐食性管(パーフェクトパイプ)、水道用推進鋼管等が使用できます。

曲線半径

適用半径は掘進機の曲線造成能力、管目地の開口長などを考慮します。 曲線造成能力は呼び径や機種により異なります。

標準対応半径
表

●土質条件を考慮して適用のこと
●さらに小さい半径は急曲線対応型掘進機で検討→急曲線対応型掘進機

適用土質

標準的な適用の範囲
(1) 普通土…… 透水係数10-1オーダー以下
(2) 砂礫土…… 透水係数10-1オーダー以下 最大礫径(長径)は呼び径(機種)別に定める範囲とする
(3) 硬質土…… 強風化花崗岩(マサ土)等…指圧で簡単につぶれる程度

工法のシステム図

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掘進機・機種と特徴

条件にあわせてタイプの異なる機種から効率的なマシンを選定できます。

センターシャフト駆動型

軽量で高回転、攪拌能力に優れ軟弱地盤で威力発揮。

周辺支持駆動型型

1クラス上のトルクと排土口径で玉石混じり礫地盤、硬質土で威力発揮。

センターシャフト駆動型

軟弱地盤から玉石混じり礫地盤まで広範囲に対応。

急曲線対応型掘進機
急曲線用掘進機の適応半径
外筒残置式掘進機の適応半径